人生・生き方にまつわる名言
安岡正篤
あまりに我々が統一含蓄ということを忘れて派生的に走る、即ち末梢的になるということは、往々にして生命を滅ぼす。
いちばん大事なものは統一的生命である。
- 出典・参考・引用
- 安岡正篤著「人生の大則」p185-186
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安岡正篤
あまりに我々が統一含蓄ということを忘れて派生的に走る、即ち末梢的になるということは、往々にして生命を滅ぼす。
少なくとも実在と遊離する。
我々人間では、いちばん大事なものは統一的生命である。
即ち活力で、精神生活においても人格に一番大事なものは肉体における活力のごとく、気魄と精進というものである。
理想を追求して真剣な努力をするということが一番大事である。
これが盛んな時には我々の生活は多少貧乏であろうとも、またいかに老境にあろうとも、いかなる難問題が紛糾しておっても意とするに足らぬが、ひとたび気魄が欠ける、精進が足りない、理想精神が亡びる時には、我々の身辺の一事一物ことごとく我々の生活の悩みたらざるを得ない。
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