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人生・生き方にまつわる名言

安岡正篤

人間というもの、文化というものの真の根本は、みずからが自らに反る“自反”ということである。

出典・参考・引用
安岡正篤「知命と立命」p235-236
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安岡正篤

人間というもの、文化というものの真の根本は、孟子の言ったとおり、みずからが自らに反る、「自反」ということである。
その自分というものを忘れたり、いい加減にして、いたずらに外に趨る、外物を追う、自ら自らを疎外するということは、すなわち人間が人間を疎外するということである。
そこからあらゆる迷いや間違いや、いろいろの問題が起こってきて、人間が人間に反く、自反の反が、“そむく”という反になる。
そして文明もそれこそ文迷になり、やがては文冥になる。

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