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安岡正篤

道義に立たずしてはついに何事も成し得ない。

出典・参考・引用

安岡正篤「東洋宰相学」p53-54

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安岡正篤

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安岡正篤

策士、縦横家の事績を述べて次のように記す。
大なり小なり事を成した者は必ず術策ばかりではない。
感激がある。
道義があることを見落としてはならない。
一面に人力以上の時勢というものがあり、人間の器量に大小深浅があり、修養に純雑精粗があるが、要するに道義に立たずしては終に何事も成し得ない。
俗才だの打算だの策謀だのというものは案外無力なものであることを政治家たるものは深く味識しなければならぬ。

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