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ガンジー

あなたの心の中の友人が“これを為せ”と言っているときに、ほかの友人たちの言うことに耳を傾けてはいけません。

出典・参考・引用
中央公論社「世界の名著63ガンジー・ネルー」p25、1939年1月21日ハリジャン
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世界の名著63ガンジー・ネルー

「この戦争(日中戦争)について、日本人の感情はどうでしょうか」
「私は日本ではだいぶ異端視されています。ですから私自身の見解を述べるよりも、あなたが私の立場に立ったとすれば、どのようになさるのか、それをお伺いしたいものです」
(中略)
「私は自分の異端の説をはっきりと公言します。そして喜んで射殺されるでしょう。秤の一方の皿に生活協同組合とあなたの事業のすべてをのせ、他方の皿にあなたの国の名誉をのせて考えてみましょう。もし、あなたが国の名誉の重いことを知ったなら、日本に逆らって見解を公表し、そして、そうすることが死をもたらすものであるにせよ、あなたの死を通して日本を生命あるものにすべきである、とあなたに要求したいと思います。しかし、こうするためには心の確信が必要です。実際にわたしがあなたの立場におかれたならば、いま述べたことすべてを、自分が必ず実行できるとは思っていません。とにかく、あなたが尋ねられたので、意見を述べてみたのです」
「確信はあります。しかし、友人たちがわたしに思いとどまるように頼んできたのです」
「あなたの心の中の友人が“これを為せ”と言っているときに、ほかの友人たちの言うことに耳を傾けてはいけません。たとえ善良であっても、友人というものは、ときとして私たちを騙すものです。彼らは、生きていて仕事をしたらいいではないか、と言うにきまっているのです。ほかのことを言いっこありません。私が刑務所行きの決意をしたときも、同じような懇請がありました。けれども私は、友人たちの言うことに耳をかしませんでした。結果は、刑務所の四つの固い壁の中に閉じ込められ、私は自由の法悦を発見することになりました。私は暗い独房の中にいましたけれど、壁を通して、なにもかも、壁の外では見られなかったあらゆるものを見ることができました」

賀川豊彦(キリスト教徒で実業家)との対談の中での言葉。

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