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その他の偉人の名言

ゲーテ

いずれにしても、私の活動力を増すなり、あるいは直接それに生命をあたえたりしないで、ただ教えるだけといったものは、すべて私の嫌うところです。

出典・参考・引用
世界文学大系42「ニーチェ」p310(生に対する歴史の利害について - 第二反時代的考察)
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ゲーテ

「いずれにしても、私の活動力を増すなり、あるいは直接それに生命をあたえたりしないで、ただ教えるだけといったものは、すべて私の嫌うところです(ゲーテのシラーに当てた手紙)。」
これはゲーテの言葉だが、一種の断固たる所信の表明として、歴史の価値と無価値に関するわれわれの考察の冒頭においてよいであろう。
というのは、われわれがここで述べようとすることは、生命をあたえない教訓、活動力をにぶらせる知識、つまり、高価な認識過剰と贅沢としての歴史が、なぜ心から、ゲーテ流にいって、われわれの嫌うところとならざるをえないか、ということだからである。

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