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ニーチェ
人間における偉大さをあらわす私の方式は、運命への愛である。
何ごとも違ったふうに持とうとは欲しないこと、前に向かっても、後に向かっても欲しないことだ。
必然的なものを単に堪えるだけではなく、いわんや隠すのではなく、あらゆる理想主義は、必然的なものに対する虚偽である、これを愛すること。
- 出典・参考・引用
- 世界文学大系42「ニーチェ」(この人を見よ-いかにしてひとは自己自身となるか)p377-378
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この人を見よ
七歳というばかげて小さい時から、すでに私は知っていた。
人間の言葉がけっして自分にとどくことはあるまい、と。
そのために私が悲しんでいるのを見た者があるだろうか。
私は今日もなおすべての人に対して変わらない親愛感を持っている。
どんなに低い人々に対しても敬意さえ持っている。
こうしたすべての際に、高慢や、ひそかな軽蔑のほんのひとかけらもはいっていない。
私が軽蔑することになるのは、私によって軽蔑されると推測する人がいるからである。
私は私の単なる存在によって、およそ劣悪なる血をその身に持つすべてのものを激昂させるわけだ。
人間における偉大さをあらわす私の方式は、運命への愛である。
何ごとも違ったふうに持とうとは欲しないこと、前に向かっても、後に向かっても欲しないことだ。
必然的なものを単に堪えるだけではなく、いわんや隠すのではなく、あらゆる理想主義は、必然的なものに対する虚偽である、これを愛すること。
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