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ニーチェ

喫煙と同様に飲酒は、はじめは単に青年の虚栄にすぎないが、後には悪習慣となる。

出典・参考・引用
世界文学大系42「ニーチェ」(この人を見よ-いかにしてひとは自己自身となるか)p369
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この人を見よ

喫煙と同様に飲酒は、はじめは単に青年の虚栄にすぎないが、後には悪習慣となる、と子供心に信じていた。
おそらくこの渋い判断には、ナウムブルクの葡萄酒も一役買っているのだろう。
葡萄酒が人を快活にするということを信じるためには、私はキリスト教徒でなくてはなるまい。
つまりまさしく自分にとって不条理なものを信じることであろう。
(中略)
後年、人生も半ばに近づくにつれ、私はもちろんあらゆる「酒精の」飲料をいよいよ手きびしくはねつけるようになった。
私は経験からして菜食主義の反対者であるが、その私が、自分を改宗させたリヒアルト・ワーグナーと同様に、あらゆる多少とも精神的な人々に対してアルコール類を絶対にやめるように誠心誠意すすめたく思う。
水で十分だ。
溢れでる泉からくみとる機会がいたるところにあるような土地を、私は好む。
小さなコップを犬のように私は従えている。
諺に「酒中真あり」というが、この点でも「真理」の概念に関して私は世間と話があわないようだ。
私にあっては、精霊は水の上を漂うのである。

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