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ニーチェ

私は私自身をみずから引き受けた。
私は私自身をふたたび健康にした。
注意して見てもらいたい、私の活力が最低になった年頃にこそ、私は厭世家たるをやめたのである。

出典・参考・引用
世界文学大系42「ニーチェ」(この人を見よ-いかにしてひとは自己自身となるか)p362
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この人を見よ

私は私自身をみずから引き受けた。
私は私自身をふたたび健康にした。
こういうことができる条件は、すべての生理学者が認めることだろうが、根本が健康であることである。
典型的に病弱なものは健康になれないし、まして自己自身を健康にすることなどできるものではない。
典型的に健康な者には、その反対に、病気であることが、生命への、生命の増進への強力な刺激とすらなりうるのである。
実際今になってみると、あの長い病気時代が、そんなふうに私には思われる。
私は、私自身をも含めて、生というものをいわば新たに発見したのだ。
私は、あらゆる良いこと、他の人ならば容易に味わうこともできないような、ささやかな事柄までも味わった。
私は、私の健康への意志、生きんとする意志から、私の哲学をつくりだした。
注意して見てもらいたい、私の活力が最低になった年頃にこそ、私は厭世家たるをやめたのである。
自己再建の本能が、貧弱と意気阻喪の哲学を私に禁じたのだ。

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