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ヒルティ
真の敵とは人に害を加える者のことである。
一般に言われる敵は人にとって余程有益であって、欠くべからざるものだ。
- 出典・参考・引用
- カ-ル・ヒルティ著、平田元吉訳「幸福」31/190
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幸福
人に害を加ふる者のみが人の真の敵である。
普通に所謂敵は、大概は人には余程有益である。
しかも必要欠くべからざるものである。
熟考と経験とに依れば、敵を愛せよといふ困難なる命令は、大概の場合容易なものである。
プルタルコスは彼が「道徳の進歩の兆候」なる文章に於いて、ディオゲネスの言を引用して言って居る。
云く、「救助を要する人は、誠実の友を求むるか、或いは強烈な敵を求めなければならぬ。」
彼が倫理的の著述の中に、「敵を利用する術」といふ独特の論文がある。
之に戻して能く弔辞にある、「彼には敵がなかった」といふ句は、偉い人には何等の名誉でない。
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