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安岡正篤
学問、道徳、宗教を修めるということは、人間がもっとも人間らしくなることである。
人間がもっとも自然真実に練成されることで、人間を廃業することではない。
- 出典・参考・引用
- 安岡正篤「知命と立命」p18
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安岡正篤
安岡正篤氏は二つの逸話を上げてこう述べている。
世の中には相当の人でも、道徳とか宗教とかいうものを誤り解して、道徳や宗教を修めることは、悲しんだり、喜んだりせぬようになることと思っている人が少なくない。
これはとんでもないことでありまして、学問・道徳・宗教を修めるということは、人間がもっとも人間らしくなることである。
人間がもっとも自然真実に練成されることで、人間を廃業することではない。
なんでもないことであるが、そういうところに非常に誤解がある。
心配事があって心配するということは人間として自然のことであるが、そのために意気地なく苦しんだり、意地も張りもなくなったり、うろたえたり、仕事が手につかなくなったりはしない。平常と変わらず仕事ができるというのでなければならない。
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