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安岡正篤
理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に落とさしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。
- 出典・参考・引用
- 安岡正篤「知命と立命」p172
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安岡正篤
その理想というものは、いかなるものも必ず現実の上に立つものである。
現実の上に立って一歩一歩理想というものを実現してゆくのである。
そういう意味でこれを「天地人三才」という。
三才というのは三つの働きをいう。
第一は現実だ。
現実があれば必ず現実は理想を持つわけである。
その中に断層があったら、つまり連続しておらなかったら、理想と現実との矛盾というか、あるいは離れてしまう。
遊離してしまうと、これは空想になってしまう。
そのひどいやつが妄想というやつだ。
理想が本当のものであればあるほど現実の上にしっかりと立脚して進まなければならない。
これを実現という。
現実、実現、理想、これを三才という。
これを一貫したという意味で「王」という字ができている。
王道というのはそういうことがしっかりと現実に立脚して、現実に努力を積んで理想を実現していくということだ。
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