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安岡正篤
言葉は言う人によってみな意味が違ってくる。
文字や言葉だけでそれがみな同じだと思ったら大間違いである。
- 出典・参考・引用
- 安岡正篤「知命と立命」p198-199
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安岡正篤
文献の献という意味は賢者の賢と同じ文字で、その文を作った、あるいは文に表れている賢者のことを献という字で表している。
だから「文献」というのは「記録と人物」のことだ。
我々はこの文献を検べなくてはならないが、それはただ記録を読むだけではない。
すぐれた人を通じての文献ということでなければならない。
すぐれた人物を通じて初めてその文が活きてくる。
これを諸君は間違えないようにしないといけない。
例えば「馬鹿」ということは人を罵ることだ。
だから誰が馬鹿といっても同じだと思ったら大間違い。
時には大いにほめることにもなる。
言葉は言う人によってみな意味が違ってくる。
「献」を抜いてしまって「文」だけで、文字や言葉だけでそれがみな同じだと思ったら大間違いである。
そこで人間が過ちをしでかす。
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