漫画・アニメの名言
カイジ
一朝一夕で辿りつくようなものではない。
蓄積なのだ。
長年の経験のな。
しかし、ビギナーはすぐそれを手にしようとする。
いや、しようとするだけでなく、掴んだような気にさえなったりする。
掲げたがるのだ。
すぐ、確信めいたものを。
- 出典・参考・引用
- 福本伸行「賭博黙示録カイジ」第10巻
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賭博黙示録カイジ
一朝一夕で辿りつくようなものではない。
蓄積なのだ。
長年の経験のな。
しかし、ビギナーはすぐそれを手にしようとする。
いや、しようとするだけでなく、掴んだような気にさえなったりする。
掲げたがるのだ。
すぐ、確信めいたものを。
無論、そんな確信は付け焼刃。
しかし、自力で辿り着いたアイディアは、本人にとっては特別での、大した考えでなくとも、大変な閃きに感じられ、なんの吟味もなく、あっさりそれに沿おうとする。
疑い続けること、不安であり続けることが、ギャンブルで生き残るためにもっとも必要な心構えなのに、素人ほどそれをすぐ捨てる。
言い替えれば、すぐ、肚を括る。
すぐ「これで負けたらしょうがない」という口をきく。
白黒を付けるタイミングが一つも二つも早い。
ビギナーは、耐えられないのだ。
勝つか負けるかわからないという、不安・葛藤。
そんな時間が長く続くことに耐えられない。
そんな状態よりいっそ、ハッキリさせた方がいいと考える。
仮に、負けが確定することになろうとも。
それが素人の習性だ。
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