先頭が「つ」の四字熟語の意味と読み方
津々浦々
小さな港や海岸にいたるまで全て。
あちらこちら、全国いたるところ。
津は港を意味し、浦は入り江や海岸を意味している。
津の右側の文字「聿」は本来は手で筆を持っている様子を示す「聿」にしずくが垂れる印である「彡」から成り、わずかなしずくを意味する。
これに水をあらわすさんずいを加えて、わずかに水のあるところ「浅瀬」などを意味するようになる。
浦は水+甫(音符)で、甫は芽生えをあらわす「屮」に田を合わせた文字。
苗を育てる畑の意があり、平らかに広がるという意味も持つ。
これに水がついて「浦」となり、水がひたひたとせまってくる岸、即ち、入り江や海岸ということになる。
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