先頭が「ち」の四字熟語の意味と読み方
沈思熟考
じっくり落ち着いて深く考え込むこと。
沈思は深くもの思いに沈むこと、考え込むことの意。
熟考は深く考えをめぐらすことを意味する。
熟は享+丸+火。
享は南北に二階造りの門のある城を描いたもので、障りなく上下に通じるという意がある。
熟の享は、本来は本字(亨-了+日)に羊を加えたもので、羊の肉にしんを通すことを示す。
また、丸は手の動作をあらわしたもので「丸(人が体を丸めてしゃがむ様に合わせて線を引いたもの)」という漢字の成り立ちとは異なる。
従って、熟は人が火を使って肉をしんに通るまで柔らかく煮ることをあらわすので現在の「熟」の意味となる。
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