先頭が「た」の四字熟語の意味と読み方
大器晩成
本当の人物というものは練りつめて出来上がるものであり、決して早成では為りえないということ。
大きな器はすぐにはできあがらない意から。
「晩」は日+免から成り、説文解字の日部には「莫なり。日に従ひ免を声とす」とある。
「莫」は草間に日が沈むという意で、説文解字の茻部に「日の
故に老子にある文脈と字義を考えると、「大器晩成」には「早成ではならぬ」という意の他に「深遠にして玄妙」なるが故に「捉えきれぬ程に大きい」という意を含むとも考えられる。
- 出典・参考・引用
- 「老子」
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大器晩成に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
大器晩成に関する古典の参考
- 大方は隅なく、大器は晩成す。大音は希声、大象は無形なり。(老子:老子道徳経[41])
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