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先頭が「し」の四字熟語の意味と読み方

七難八苦(しちなんはっく)

様々な苦しみや困難のこと。
七難は観音経においては大火の難、大水の難、羅刹難(風難)、刀杖とうじょう難、悪鬼難、枷鎖かさ難、怨賊難。
ただし、経典によって異なる。
八苦はすべての生物に存在する根本四苦である生死老病と、人に存在するとされる親愛なる者との離別の苦、恨み憎む者とも会わねばならない苦、求めるものが得られぬ苦、五感より生ずる苦のこと。
戦国時代の尼子家家臣であった山中鹿之助が三日月に「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と祈ったことで有名。
山中鹿之助はその理由を「自らの成長を苦難によって試したいのだ」と語ったとされる。
類義語に「艱難辛苦」「四苦八苦」など。

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四字熟語
仏教
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