先頭が「し」の四字熟語の意味と読み方
事上磨練
「事上練磨」ともいう。
王陽明の説く自己修養のあり方。
思想というものは時に現実から遊離して一人歩きをし易いものであるが、王陽明はそれを戒め、本当の思想・理念というものは決して日々の生活から遊離するものではなく、何ら変わらぬ日常において自らの良知を致す事こそが、真実の意味における学問であり自己修養なのだと説いた。
王陽明の思想が実践哲学であるとされる所以であり、「知行合一」と共にその思想の根本を成す。
出典は伝習録の教約。
- 出典・参考・引用
- 王陽明「伝習録」教約
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事上磨練に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
事上磨練に関する古典の参考
- 人須らく事上に在りて摩練し、功夫を做すべし。(王陽明:伝習録-伝習録下[204])
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