先頭が「し」の四字熟語の意味と読み方
疾言遽色
あわただしいもの言いと、うろたえた顔つきのこと。
せかせかとして落ち着きのない態度。
疾言は早口でものを言うことで、遽色はあわてた顔つきをすることを意味する。
出典は後漢書の劉寛伝、小学の善行。
- 出典・参考・引用
- 朱子「小学」善行
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疾言遽色に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
疾言遽色に関する古典の参考
- 三郡を典歴し、温仁多恕、倉卒在りと雖も、未だ嘗て疾言遽色なし。(范曄:後漢書-列傳[卓魯魏劉列傳][42])
- 劉寛、倉卒に居ると雖も、未だ嘗て疾言遽色なし。(朱熹:小学-外篇[善行第六][55])
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