先頭が「さ」の四字熟語の意味と読み方
豺狼当路
貧欲で無慈悲な者が政治の要所にいて権力を欲しいままにしていること。
豺狼はやまいぬとおおかみのことで貪欲で無慈悲な人を喩える。
後漢の張綱が風俗取締りの官職に選任された際に「豺狼の如き大悪人が政治の中枢に居るに、どうして狐狸に等しい小悪人を取り締まれようか」と慷慨した故事から。
- 出典・参考・引用
- 范曄「後漢書」張綱伝,曾先之「十八史略」東漢
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豺狼当路に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
豺狼当路に関する古典の参考
- 綱、独り其の車輪を洛陽の都亭に埋めて、曰く、豺狼道に当る、安んぞ狐狸を問はん、と。(范曄:後漢書-列傳[張王种陳列傳][6])
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