先頭が「む」の四字熟語の意味と読み方
無二無三
この世にただ一つだけで他に類がないこと。
仏教において、二乗や三乗といった教えに違いはなく、ただ全ては一乗(一仏乗)に帰するということ。
二も無く三も無いという意から。
また、一心不乱に物事を行うという意味にも用いる。
類義語に「不同不二」「唯一無二」「唯一不二」「唯一無双」など。
出典は法華経の方便品。
- 出典・参考・引用
- 「法華経」方便品
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無二無三に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
無二無三に関する古典の参考
- 如来は但だ一佛乗を以ての故に、衆生のために法を説きたまふ。余乗の若くは二若くは三有ることなし。(釈迦:法華経-方便品[34])
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