先頭が「も」の四字熟語の意味と読み方
惘然自失
ぼんやりとして我を忘れること。
驚き呆れ果てて気が抜ける様。
惘然はおどろく様を意味する。
惘は心+罔で、罔は網の原字。
心に網することから茫然として自失すること。
釋名の釋言語に「望みて、
惘惘は気を落とす様で、あまりに遠大なるに掴み所無くして呆れ果てどうしたらよいかわからぬ様を示すのであろう。
なお、「ぼうぜんじしつ」とも読む。
- 類義語
- 茫然自失
- 惘然自失
- 出典・参考・引用
- 曾先之「十八史略」東漢
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惘然自失に関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
惘然自失に関する古典の参考
- 戴良、才高し。憲に見へて帰る毎に、惘然として自失せるが若し。(曾先之:十八史略-東漢[孝安皇帝][黄憲])
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