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先頭が「こ」の四字熟語の意味と読み方

五里霧中(ごりむちゅう)

心が定まらずに迷うこと。
また、現在の状態がわからずに先の見通しが全くつかないこと。
「五里霧の中」に居るという意で、五里に渡る霧の中に居て先が少しも見えないことをいう。
なお、「五里夢中」と誤って書かれることもあるが誤りである。
出典は後漢書の張楷ちょうかい伝で、道術を使う張楷の故事に「張楷は五里霧を発生させることができた」という記述がある。

出典・参考・引用
范曄「後漢書」張楷伝
関連タグ
四字熟語
出典
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五里霧中に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

五里霧中に関する古典の参考

  • 楷、性より道術を好み、能く五里霧を作す。時に関西の人裴優、亦た能く三里霧を為す、自ずから楷に如かざるを以て、之に従学せんとす、楷、避けて肯て見せず。(范曄:後漢書-列傳[鄭范陳賈張列傳][52-54]
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