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先頭が「こ」の四字熟語の意味と読み方

困苦荼毒(こんくとどく)

苦しみや痛みのこと。
荼毒は非常に苦しめ虐げること。
荼は「にがな」という苦い汁のある草の名前で、艸部に余(のびる)から成る。
余はスコップに分散させるという意を持つ「八」を描いたもので、ゆったりとのばし広げるの意味を持ち、これに艸がつくことで荼となり、体のしこりをのばすような薬効のある植物を指す。
毒は生(芽生えの様)に母(子を産む)で、刺激の強い薬草のエキスを生殖強精剤として用いたもの。
これを常用すると害となることから現在の毒の意味となる。
王陽明の言葉に「生民の困苦荼毒はいずれか疾痛の吾が身に切なるものに非ざらんや」とある。

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