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先頭が「き」の四字熟語の意味と読み方

恭倹荘敬(きょうけんそうけい)

うやうやしく厳かでつつしみ深いこと。
恭倹は人に対して高ぶらず、己を誇らず控え目であること。
荘敬は容儀がきちんと整ってうやうやしい様。
恭は共に心。
共は物を両手で捧げることを示し、それに心がつくことで物を捧げる時のかしこまった気持ちとなる。
荘は莊と書き、草冠「艸」に壯がついたもの。
壯は爿+士で、爿は寝台にする長い板を縦に描いたものを示し、おとこ(士)の堂々とした背丈をいう。
これに草の本字である「艸」がついて、草の丈が長くおい立つこととなり、転じて、すらりと形が整って厳かな様となる。
出典は礼記。

出典・参考・引用
戴聖「礼記」
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四字熟語
出典
漢字解説
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礼記

其の人となりや、
温柔敦厚なるは詩の教えなり。
疎通知遠なるは書の教えなり。
広博易良なるは楽の教えなり。
絜静精微なるは易の教えなり。
恭倹荘敬なるは礼の教えなり。
属辞比事なるは春秋の教えなり。

人を恭倹荘敬に導くのは礼経の教えである。
ここにおける礼とは礼経のこと。

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温柔敦厚
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