先頭が「き」の四字熟語の意味と読み方
虚心坦懐
何のわだかまりもない、さっぱりとして平らかな心。
何かに捉われることなく、平静な態度で物事に臨む様。
虚はつきぬけて空っぽであることで、虚心でわだかまりのない心を意味する。
坦懐は大らかであっさりとした気持ち。
懐の右の字は目から落ちる涙と衣を示し、涙を衣で隠すという意味を持つ。
これに心がついて懐となり、胸中深く包んで大切に暖める気持ちを表す。
尚、東洋思想における虚は、無と同様、空っぽの状態ではなく超越した状態と捉えられることが多い。
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