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先頭が「け」の四字熟語の意味と読み方

絜静精微(けつせいせいび)

思慮ぶかく心静かに身近なものに対すること。
絜を、大学にある「絜矩之道けつくのみち」の絜と同様に、挈の借字と解した。
挈はたずさえる、一手に引き連れるという意で「携」に近い。
また、静はわだかまりなく安定した状態で、精微は細かいところまで詳しいことを意味する。
出典は礼記。

出典・参考・引用
戴聖「礼記」
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四字熟語
出典
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礼記

其の人となりや、
温柔敦厚なるは詩の教えなり。
疎通知遠なるは書の教えなり。
広博易良なるは楽の教えなり。
絜静精微なるは易の教えなり。
恭倹荘敬なるは礼の教えなり。
属辞比事なるは春秋の教えなり。

人を絜静精微に導くのは易経の教えである。
ここにおける易とは易経のこと。

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関連リンク

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