先頭が「か」の四字熟語の意味と読み方
寛厚深沈
どっしり構え悠々とし、落ち着いていて物事に動じない様。
類義語に「深沈厚重」など。
呂新吾の呻吟語に登場する。
- 出典・参考・引用
- 呂新吾「呻吟語」
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呻吟語
寛厚深沈、遠識兼照、福を無形に
寛でありながら悠々としてどっしりと、そして真理に通じて遍く道理を明らかにする者は、福を福であると認識させることなく造し、禍を禍と認識させることなく消し去り、智名や勇功が生れる余地も無い間に全てを良い方向へともっていき、天下は其の恩恵を受けていることすらわからぬまま不思議と良くなっていくのを感じるのである。
呂新語の大臣六等観の第一等。
人の上に立つ者として最上の姿を描いたもの。
名声やその功がわかるようであるうちはまだまだであると述べる。
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