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先頭が「か」の四字熟語の意味と読み方

格物致知(かくぶつちち)

事物の道理を追究することで窮理ともいう。
格物致知は礼記の一篇であった「大学」にある言葉で、窮理は易の説卦伝にある「理を窮め性を尽くし以て命に至る」が由来。
この言葉は朱子学と陽明学の間で捉え方の違いが鮮明になった。
朱子学においては一事一物の定理を追究することによって事物の理を得られるとし、陽明学においては自らの心の良知を一事一物に致すことによって事物の理は全て本来備わる己の心の理と一致するとする。
従って「格物致知」の読み方もそれぞれ異なり、朱子は「知を致すは物に格(至)るに在り」と読み、王陽明は「知を致すは物を格(正)すにあり」としている。

出典・参考・引用
戴聖「礼記」大学
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四字熟語
思想
出典
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格物致知に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

格物致知に関する古典の参考

  • 其の意を誠にせんと欲する者は、先ず其の知を致す、知を致すは物を格すに在り。(戴聖:礼記-大学[2]
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