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先頭が「い」の四字熟語の意味と読み方

以心伝心(いしんでんしん)

心で以って心を伝える。
仏教における禅の思想で、文字や言葉ではなく心から心へとその真髄を伝えることを意味し、文字や言葉ではその真髄を表現しきれないことを示す。
言葉や動作などを用いずに自らの思い、考えを伝えること。
言葉に出さなくても自分の考えや気持ちが自然と相手に通じること。
感化に近い。
ただ、一般的には何も言わなくても分かり合うことをいう。

類義語
以心伝心
不立文字
教外別伝
拈華微笑
出典・参考・引用
道原「景徳伝灯録」,慧能「六祖壇経」
関連タグ
四字熟語
出典
仏教
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六祖壇経

法は則ち心を以て心に伝え、皆な自ら悟り自ら解す。

妙法の真髄は心から心へと伝えるもので、すべて自らによって悟り、自ら解するほかにない。

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