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先頭が「へ」の四字熟語の意味と読み方

偏聴独任(へんちょうどくにん)

一方に偏っている状態。
偏聴は一方の言葉だけを聞くこと。
独任は一人だけに任せること。または、人に相談したり協力を求めずに、一人でその任にあたること。
出典は宋名臣言行録。

出典・参考・引用
朱子「宋名臣言行録」
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四字熟語
出典
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宋名臣言行録

それ衆人の言は一ならず、而して至当の論は見え難し。
人に君たるものは、偏聴独任の弊を去りて、先入の語を主とせざるときは、すなはち邪説の乱すところとならず。

呂公著は云う。
人の言葉は一定ではないし、真実の言葉は多くの余計な言葉に惑わされて見失ってしまうことが多い。
人に主たる立場である者は偏聴独任であってはならず、思い込みでもって事を決してはならない。
そうすれば佞言や讒言に惑わされることなく物事を行っていけるのである、と。

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