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先頭が「え」の四字熟語の意味と読み方

遠識兼照(えんしきけんしょう)

遠きを識り照らす。
即ち物事の根本、真理を明らかにする。
呂新吾の呻吟語に登場する。

出典・参考・引用
呂新吾「呻吟語」
関連タグ
四字熟語
出典
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呻吟語

寛厚深沈、遠識兼照、福を無形にし、禍を未然に消し、智名勇功無くして、天下陰に其の賜を受く。

悠然として道理に明らかなる者は、福を為すのがあまりに大なるが故に形を認識することすらさせず、禍は芽吹く前に消し去ってしまう。
だから世に名が轟くことも功が生れる気配すらもなく、それでいて天下遍く其の恩恵を及ぼすのである。

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