このエントリーをはてなブックマークに追加

先頭が「あ」の四字熟語の意味と読み方

哀矜懲創(あいきょうちょうそう)

人情を巡らして懲罰を行なうこと。
罪を悪んで人を悪まずの心で懲らしめること。
哀矜は同情する、不憫に思うことで、「矜」にはあられむという意がある。
書経の呂刑に登場し「庶戮の不辜なるを哀矜し、虐に報ずるに威を以てす」とある。
また、懲創は呂刑の罰懲非死の疏にみえ「聖人の、刑罰を制するは、罪過を懲創する所以にして、人を死せしむるをもとむるに非ざるなり」とある。
尚、四字熟語としては蘇東坡の「刑賞忠厚之至論」に登場する。

出典・参考・引用
蘇東坡「刑賞忠厚之至論」
関連タグ
四字熟語
出典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

哀矜懲創に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

哀矜懲創に関する古典の参考

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

関連リンク

罪を悪んで人を悪まず
罪は罪であるから悪むべきではあるが、それを犯した人間自体は悪まな…
書経
四書五経のひとつ。「尚書」ともいう。歴史的事件の他、名君・賢臣が…
聖人
人格高潔で生き方において人々を感化させ模範となるような人物。過去…
蘇東坡
中国北宋時代の政治家で詩人。1036-1101年。本名は蘇軾だが、号の東…


Page Top