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ピティリム・ソローキン[1]
もし各社会団体や階級の指導者と支配的階層とが非利己的創造行為をなし得ないならば、革命と戦争とは避けがたいものであって、利己主義の必要な最小限から、野放しの利己主義の方向に逸れかたが烈しくなればなるほど、革命と戦争とはいっそう不可避となり、破壊的となる。
永年のうちには、搾取階級は彼らの利己主義と近視とによって、彼らの得るよりも多く失う。
なんとなれば、戦争革命とその他の闘争は彼らの富と利権とのみならず、彼らの生命をすら奪うからである。
祟りはただちには生じないかもしれないが、適時に襲うことを間違えることはほとんどないことも事実である。
- 出典・参考・引用
- 「ヒューマニティの再建」終章
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