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シャルル・ロベール・リシェ[1]

憐れむべき人類は、互いに憎しみあうことなしに殺しあうほど堕落している。

出典・参考・引用
シャルル・ロベール・リシェ「人間、愚かなるもの」戦争
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偉人
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シャルル・ロベール・リシェ

五千から六千年の間、人間は連続的な、しかし比較的流血の少ない戦争に自分の力を試みてきた。
それらの戦争はつまらぬ、子供らしい努力、一九一四年から一八年にかけて行われた大事業に対する単なる序曲にすぎなかった。
戦争のために費やされた精力・気力・英雄主義が大きければ大きいほど、我々の狂いぶりをいっそう明らかに暴露した。
これらの徳は破壊の為に捧げられたのであるから。
この莫大な努力の十分の一でも、我々の病気・悪徳・無知に対する戦いに向けられたならば、人間の運命は相当浄いものになっただろう。
戦費の総額は約一兆フランであった。
この金額の十分の一、すなわち一千億フランが、アルコール中毒や梅毒や結核の撲滅に使用されたと仮定しよう。
さすればこれらの害悪は消滅したことだろう。
これは否定することができない。
憐れむべき人類は、互いに憎しみあうことなしに殺しあうほど堕落している。

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