久保天随
漢文叢書-第3冊[217]
註に曰く、
豫は誠に非ざるなり、豫する所の者は誠なり。
凡そ事。言や行などは全て事である。
豫は素より定まるを云ふ。
孔子仰せらる、凡そ事は素より誠に当に定むべし、下位に在る人臣の如き、もし民を治めんと求めば、必ず君上の心を得て、我を信仰し、用いられて行うことを得べし。
然れども、上の心を得んと求めば、諛をなし、許容せらるに非ず、只だその朋友に交わること如何と看る。
- この項目には「1個」の関連ページがあります。
<< 前のページ | ランダム | 次のページ >> | |