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先頭が「と」のことわざ・慣用句の意味と読み方

斗筲の人(としょうのひと)

こせこせした器量の狭い人を喩えた言葉。
人物として論ずるに足らない人のこと。
斗は一斗を入れる器のことで、筲は一斗ニ升の容量の竹器。
故に小さな器で量ることのできる程度の人という意味になる。
出典は論語の子路。
士を論ずる中で弟子の子貢が「今の政治にたずさわる人々はどうでしょうか」と問うと、孔子は「数えるにも足らぬ斗筲の人ばかりである」と答えた。

出典・参考・引用
孔子「論語」子路
関連タグ
ことわざ
出典
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斗筲の人に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

斗筲の人に関する古典の参考

  • 子貢曰く、今の政に従ふ者は何如、と。子曰く、噫、斗筲の人なり、何ぞ算ずるに足るや、と。(孔子:論語-子路[20]
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