先頭が「と」のことわざ・慣用句の意味と読み方
桃李言わざれども下自ずから蹊を成す
徳ある者の下には何ら特別なことをせずとも自然と人々が集まって服するということ。
桃や李(スモモ)は言葉を発することはないが、美しい花と美味しい実の魅力にひかれて人々が集まり、その下に自然と道ができることを例えた言葉。
出典は史記の李将軍伝。
司馬遷が李広の人物を称賛する中に登場する。
尚、李広は老年の時に匈奴への参戦に道に迷って遅れてしまい、これを詰問され、李広はこれは天命であると言って自刎して果てている。
- 出典・参考・引用
- 司馬遷「史記」李将軍伝
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桃李言わざれども下自ずから蹊を成すに関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
桃李言わざれども下自ずから蹊を成すに関する古典の参考
- 諺に曰く、桃李言わざれども下自ずから蹊を成すと。此の言は小なりと雖も、以て大に諭ふ可きなり(司馬遷:史記-列傳[李將軍列傳][19])
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