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先頭が「た」のことわざ・慣用句の意味と読み方

丹青之信(たんせいのしん)

丹青之信とは揺るぐことのない確固とした信頼のことをいう。
丹青とは赤と青のことで、鮮やかな色彩を意味し、主に「絵の具」「絵画」を指すが、楊子法言に「聖人の言はあきらかにして丹青の若し」と記されているように、その色彩よどみ無くして変色しないことから「真心」「不変のもの」という意味にもなる。
出典は漢書の王莽伝下、後漢書の隗囂公孫述列伝。
また、説文解字の青部にも「青、東方の色なり、木、火を生ず。生、丹に従ふ。丹青の信、言象然り。凡そ青の属、皆な青に従ふ」とある。

出典・参考・引用
范曄「後漢書」隗囂公孫述列伝
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丹青之信に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

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