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先頭が「た」のことわざ・慣用句の意味と読み方

太山を挾みて北海を超ゆ(たいざんをわきばさみてほっかいをこゆ)

太山をわきにかかえて北海を飛び越えることで、人の力ではどうにも出来ないことを喩えたもの。
太山は中国の名山である泰山のことで、北海は渤海のことを指す。
孟子の梁惠王上に登場する。
斉の宣王が孟子に王者たる所以を問うたのに対して、孟子は民を安んずるが先であり、これが実現されぬのは不可能なのではなくて王がご自分で為さぬだけなのだと説いた。

出典・参考・引用
「孟子」梁惠王上
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ことわざ
出典
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太山を挾みて北海を超ゆに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

太山を挾みて北海を超ゆに関する古典の参考

  • 太山を挟みて以て北海を超えよと、曰く、我れ能はずと。是れ誠に能はざるなり。長者の為に枝を折れと、曰く、我れ能はずと。是れ為さざるなり。王の王たらざるは、太山を挟みて以て北海を超ゆる類ひに非ざるなり。王の王たらざるは、是れ枝を折るの類ひなり。(孟子:孟子-梁惠王上[7.1]
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