先頭が「し」のことわざ・慣用句の意味と読み方
雌雄を決する
戦って勝負をはっきりとつけること。
はっきりと優劣を決めること。
どちらが雄でどちらが雌であるかの区別をはっきり決めるの意から。
出典は史記の項羽本紀。
長年の戦いに辟易した項羽が、劉邦に対して一騎打ちによる決着を望んで言った言葉。
劉邦は軽くあしらって受けなかった。
- 出典・参考・引用
- 司馬遷「史記」項羽本紀
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雌雄を決するに関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
雌雄を決するに関する古典の参考
- 項王、漢王に謂ひて曰く、天下匈匈たること数歳なる者は、徒だ吾が両人を以てのみ。願はくば漢王と挑戦して、雌雄を決せん。徒に天下の民の父子を苦しむること毋れ、と。(司馬遷:史記-本紀[項羽本紀][34])
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