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先頭が「さ」のことわざ・慣用句の意味と読み方

先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)

何事においても先に行えば優位な立場に立つことができるということ。
他の人よりも少しでも早く計画を立てて行動を起せば、どんな戦いや競争にも勝つことができるということ。
出典は史記の項羽本紀。
秦への反乱が勃発する情勢を好機とみた会稽の太守・殷通が、項梁に対して共に決起しようと促したときの言葉。
だが、逆に項梁に先んじられて命を落すことになった。

出典・参考・引用
司馬遷「史記」項羽本紀
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ことわざ
出典
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先んずれば人を制すに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

先んずれば人を制すに関する古典の参考

  • 通、梁に謂ひて曰く、江西は皆な反たり、此れ天の秦を亡すの時なり。吾れ聞く、先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制せらるる所と為ると。(司馬遷:史記-本紀[項羽本紀][3]
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