先頭が「な」のことわざ・慣用句の意味と読み方
名を竹帛に垂る
名を歴史に残して長く後世に伝えること。
長く語り継がれるような功業を遂げること。
竹帛は書物、特に歴史書のことをいう。
古代においては紙がなかったので竹や帛(絹)に文字を記した。
「竹帛の功」とも。
出典は後漢書の鄧禹伝。
劉秀の下に駆けつけてきた鄧禹に対して劉秀がその所以を問うた所、鄧禹は「王業を輔けて功名を竹帛に垂ることが私の望みです」と述べた故事から。
- 出典・参考・引用
- 范曄「後漢書」鄧禹伝
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名を竹帛に垂るに関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
名を竹帛に垂るに関する古典の参考
- 禹、曰く、但だ願はくば明公の威徳を四海に加へ、禹、其の尺寸を効すを得、功名を竹帛に垂るのみ、と。(范曄:後漢書-列傳[鄧寇列傳][1-2])
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