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先頭が「こ」のことわざ・慣用句の意味と読み方

蝴蝶の夢(こちょうのゆめ)

形形は異なるもその根本に参ずれば一であるということ。
自他は存在するも決して離れるものではないという意。
物は分して存在してはいるが、分たざる所もまた存在しており、その根本は一の道であるから、この道に沿えば万物に通ずるのであって必ずしも区別されるものではないということ。
出典は荘子の斉物論。
荘子が夢に蝴蝶となって遊ぶも醒めればやはり自分は自分であった。
だが、夢に蝴蝶となった自分も自分であるから、形の上では異なるとしても根本においては決して分つものではないのだという故事。

出典・参考・引用
「荘子」斉物論
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ことわざ
出典
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蝴蝶の夢に関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

蝴蝶の夢に関する古典の参考

  • 昔者に荘周、夢に蝴蝶と為りて、栩栩然たる蝴蝶なり。知らず、周の夢に蝴蝶と為れるのか、蝴蝶の夢に周と為れるのか。周と蝴蝶と、則ち必ず分あらん。(荘子:荘子-内篇[齊物論][14]
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