先頭が「き」のことわざ・慣用句の意味と読み方
窮寇は追うなかれ
窮地に陥ったものを更に追いつめてはいけないということ。
窮寇は窮地に陥っている敵のことで、これを更に追えば死に物狂いとなって逆襲されてしまうことをいう。
出典は孫子の軍争篇。
孫子は四方を囲んだら必ず一方を空けて逃げ道を作るべきであり、窮する敵を更に追いつめるようなことをしてはいけないと説いた。
なお、出典では窮寇は迫る勿れで、「追」ではない。
- 出典・参考・引用
- 孫武「孫子」軍争篇
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窮寇は追うなかれに関する出典・逸話・訳・書き下し文
古典関係
窮寇は追うなかれに関する古典の参考
- 囲師は必ず闕く、窮寇は迫る勿れ。(孫武:孫子-軍争[7])
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関連リンク
- 孫子
- 中国の兵法書。武経七書のひとつで孫武の著作とされる。単なる兵法書…