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先頭が「き」のことわざ・慣用句の意味と読み方

木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)

手段を間違っては成功させようと思っても成就しないことを喩えた言葉。
見当違いの行動をいう。
木によじ登って魚を捜し求めることから。
孟子の梁惠王上に登場する。
斉の宣王が天下を統一するのに武力を以て決さんとするのに対して、孟子は武力による統一は事を成す所以ではなく、まずは仁政によりて民の生活を安んずることが肝要であると説いた。

出典・参考・引用
「孟子」梁惠王上
関連タグ
ことわざ
出典
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木に縁りて魚を求むに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

木に縁りて魚を求むに関する古典の参考

  • 若く為す所を以て、若く欲する所を求むるは、猶ほ木に縁りて魚を求むるがごときなり。木に縁りて魚を求むるは、魚を得ずと雖も、後に災ひ無し。若く為す所を以て、若く欲する所を求むるは、心力を尽して之を為し、後に必ず災ひ有らん。(孟子:孟子-梁惠王上[7.2]
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