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先頭が「き」のことわざ・慣用句の意味と読み方

牛刀をもって鶏を割く(ぎゅうとうをもってにわとりをさく)

「鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん」ともいう。
小事を処理するのに、大掛かりな手段を用いることのたとえ。
人に関すれば細事であるにも関わらず、大器の人物を用いること。
出典は論語の陽貨篇。
孔子が弟子の子游の武城に対する治め方を見て言った言葉。
子游は小邑に対して天下を治めるのと同様に礼楽を用いたとされる。
尚、孔子は常に礼楽による統治を重視して弟子にその実践を願っていたという。

出典・参考・引用
孔子「論語」陽貨篇
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ことわざ
出典
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牛刀をもって鶏を割くに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

牛刀をもって鶏を割くに関する古典の参考

  • 子、武城に之き、弦歌の声を聞く。孔子、莞爾として笑ひて曰く、鶏を割くに焉んぞ牛刀を用ひん、と。(孔子:論語-陽貨[4]
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