このエントリーをはてなブックマークに追加

先頭が「き」のことわざ・慣用句の意味と読み方

牛首を懸けて馬肉を売る(ぎゅうしゅをかけてばにくをうる)

見かけと実質とが一致しないこと。
民衆が思い通りにならないことを嘆いた主君を晏嬰が例えを出して戒めた故事が由来。
四字熟語として「牛首馬肉」ともいう。
類義語に「羊頭狗肉」「羊質虎皮」など。

類義語
羊頭狗肉
羊質虎皮
牛首を懸けて馬肉を売る
出典・参考・引用
晏嬰「晏子春秋」内篇雑下
関連タグ
ことわざ
出典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

牛首を懸けて馬肉を売るに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

牛首を懸けて馬肉を売るに関する古典の参考

  • 晏子對へて曰く、君之を内に服せしめて、之を外に禁ず、猶ほ牛首を門に懸けて馬肉を内に売るなり。公、何を以て内に服すをなからしめん、則ち外に敢て為す莫しなり、と。(晏嬰:晏子春秋-内篇[雑下第六][1]
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

関連リンク

晏嬰
中国春秋時代の政治家。晏子とも尊称される。斉に仕え、景公の代では…
羊頭狗肉
見かけと実質とが一致しないこと。看板に偽りあり。南宗の書物である…
羊質虎皮
見かけと実質が一致しないこと。外見は立派だが内実は甚だしく劣るこ…
寡人
徳の寡い者を意味する。君主が自分を謙遜していう言葉。古典において…


Page Top