ことわざ図書館

先頭が「け」のことわざ・慣用句の意味と読み方

兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていたりがたし)

優劣がつけ難いほどに拮抗していること。
どちらを上とするにも下とするにも難しくて判断しかねる意。
後漢の陳寔（ちんしょく）が二人の孫から父親のどちらが優れているかを尋ねられ、年齢の多い少ないはあっても徳功に関して優劣はつけられないと答えた故事から。

出典・参考・引用

劉義慶「世説新語」徳行篇

関連タグ

ことわざ

出典

兄たり難く弟たり難しに関する出典・逸話・訳・書き下し文

古典関係

兄たり難く弟たり難しに関する古典の参考

• 太丘曰く、元方は兄たり難く、季方は弟たり難し、と。（劉義慶：世説新語-德行[8]）

関連リンク

徳

徳は原字の直+心に行動を表す「彳」と書かれる。字から読み取ると、…