このエントリーをはてなブックマークに追加

先頭が「か」のことわざ・慣用句の意味と読み方

邯鄲の歩み(かんたんのあゆみ)

自分の本分を見失い無闇に人を真似ていると、全てが中途半端になり、何も得られないうえに、自分の本分すらも失ってしまうこと。
邯鄲を舞台にする故事では他に「邯鄲の夢」がある。

出典・参考・引用
荘周「荘子」秋水篇
関連タグ
ことわざ
出典
<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

荘子

趙の都の邯鄲に憧れる若者が故郷から邯鄲に出向いた。
若者は邯鄲の人々の洗練された仕草や歩き方に魅せられ、一生懸命美しく歩こうと努力するがうまくいかない。
仕方がないので諦めて故郷に戻ってみようとすると、それまでの自分の歩き方まで忘れてしまっていた。
若者は地面を這って故郷に辿り着いたという。

<<  前のページ  |   ランダム   |  次のページ  >>

関連リンク

荘子
中国の戦国時代の宋国に生まれた。生没年は紀元前369-286年と推定さ…
邯鄲の夢
栄枯盛衰のはかなさをたとえた言葉。邯鄲の枕ともいう。邯鄲とは中国…


Page Top